「地域包括ケア」って?

 もう1つ。池田さんの言われる「認知症、中重度認定者への適切なサービス、つまり地域包括ケア」だが、それって、何?
 じつは、今月、2つの会議があった。
 1つは私が参加した、社会福祉協議会の「介護者のつどい」で、地域包括支援センターの方が「介護保険の認定をとっても、使っていない人がいる」という発言。これが上記の池田さんとだぶっている。
 もう1つは、社会福祉協議会の「ボランティア学習会」で「地域包括支援センターを学ぶ」があり、担当者が「この地区の実態」というらしき「世帯数に占める高齢化率」を出してきたそうだ。
 「地域包括支援センターができて4年になりますが、まだまだ地域に知られておりません。皆様の地域で何か集会がありましたら、私達を呼んでください。説明いたします」と言うのだそうだ。逆じゃないの?「今度、あなたの地域で地域包括支援センターの説明のための集会をしますから、ボランティアの皆さんは参加者を募るのを手伝ってください」と頼むのが筋でしょう。
「住民には自分の存在を知られていないが、自分達は住民の実態を、それも数だけは知っている」わけか?
 つまり、「数は出すが、手は出さん」のが仕事なの?
 (あぶない。言い過ぎた。命をねらわないでね。)