2007-01-01から1年間の記事一覧

私は思う

井垣さんの言われるとおりだ。中学に勤めていたとき「どうせ、やってもあかん」という人生を投げたようなことを言う子がいた。小学3年生の勉強がわからない子がいたのは本当だ。 学校ぐるみで「勉強しよう。今日習ったことは今日のうちに覚えよう」として、…

質疑応答

休憩前に質問用紙に書いて提出したので、それに応える形で進む。 井垣さんが「『ホームレス中学生』という本を読まれましたか?」と問われた。何人か手が上がる。「大勢いらっしゃいますね。筆者が、おなかがすいて、コンビニでパンを万引きするか、3時間悩…

講演「発達障害」佐々木博人先生 

この方は中学の先生をされて、養護学校の先生をされて、この春から聖トマス大学文学部準教授をされている。専門は「発達障害」で、お子さんは自閉症なのだそうだ。50歳を過ぎて臨床心理士となり、カウンセラーであるが、自分でもカウンセリングを受けるの…

講演「少年犯罪に向き合う」井垣康弘さん

井垣さんは今は大阪弁護士会に所属する弁護士さんだが、元は裁判所の判事さんであった。あちこち転勤されるのは当然だが、神戸家裁判事のときに「神戸連続児童殺傷事件」の審判を担当されたそうだ。私はこの前、この事件の弁護人さんが書かれた本を読み、そ…

第5回「地域でつくる平和と共生」フォーラム 11月22日 午後6時30分

これは聖トマス大学図書館フォーラムといい、主催はその図書館、共同企画は特別養護老人ホーム園田苑、NPO法人愛逢、とある。案内はまるちゃんからもらい、現地集合である。私は阪急電車園田駅におりたったが、暗くて方角がわからず、地図には「英知大学…

2泊3日のステイでなんとか、ゆとり

昨日、用事があったので、ステイをたのんで、明日、帰る。今日はのんびりできた。 朝から、中学の先生が葉牡丹を取りに来てくださった。正面玄関に大きな門松を立てるのだ。「門松ができていいですね。よその学校は立てようにも、松がありませんからね」と言…

まず笑う

久しぶりに神社に参る。犬がいないと運動不足になる。 山は茶色。柿の実はたわわ...ここでにっこり、まず笑う、普通なら鳥に食べられる柿の実も実生なので、小さくて渋いのだろう。だから、残っている。うちのあたりでは「びんぼ柿」という。(貧乏) 長…

「スナフキンの日記」中島敬次郎著 新風舎 2007年10月2日

敬次郎君の一家はうちの近所に住んでおられるが、実はもっと昔からの知り合いで、敬次郎君はまだ1歳の赤ちゃんであった。敬次郎君の命日に出版されたこの本をご両親からいただいた。 朝日新聞の情報紙「ぶんぶん」12月2日号に紹介された文をのせる。 「…

「教え子がいる」という幸せ

やってきた。30年ぶりぐらい?「一度にあのときにもどります」と本人は言うけれど、私はそうはいかない。中学1年生の少年がいきなり!?才の大人になって目の前に現れて、どうしろというの?女の子と再会するのとは違う感激がある。「大人同士の会話」が…

「カニツアー」日本海香住海岸にて

「おでかけタイ」の「カニツアー」で思い出した。 この前、つどい場さくらちゃんにいたら、ようこさんから電話がかかってきた。「カニツアーに母と一緒に参加したの。楽しかったわ。帰りのバスの中でまるちゃんが『もうすぐ、すももちゃんの家よ』と言うの。…

「みんなのさくらちゃん」創刊号

今日、届いたNPO法人「つどい場さくらちゃん」の機関紙「みんなのさくらちゃん」創刊号?「おむつはずし学会」のときに出たのは?「増刊号」だった。これからは定期的に出すらしく、次号の発行予定まで書いてある。この調子で、どんどん宣伝しよう。 +「…

葉牡丹から、うきうき、お掃除へ

診療所に戻り、会計をすませ、ばあちゃんの薬1カ月分をもらう。 畑におりて、葉牡丹を引く。玄関の植木鉢に植えて、長いこと置きっぱなしの土を片づけ、庭を掃く。 近所の「猫の手、貸すよ」おばちゃんが通りかかり「あれ、綺麗にして!誰か、来る?」「そう…

診療所

本日はこの前の怪我の抜糸なのである。「この前の怪我」は内緒である。 デイに行く日なので、入浴後をねらって連れに行く。デイから診療所は廊下を歩けばよいので、こんな雨の日は助かる。デイのばあちゃんはご機嫌である。「立って」と言っても立ってくれな…

「お食事」

ばあちゃんは「お食事」が好きである。デイの連絡帳から 「昼食は、いつも感心させられるのですが、主食・副食を少しずつ順番にきれいに食べてくださっています」 そうかぁ。「少しずつ」って、この前、我夢で「ピラフ」を食べたとき、ご飯を3〜5粒ずつ食…

静かな日

今日は日曜日。朝8時に起きてきた。まったく、用事のない日は早起きで...ご飯を食べて、寝て、また起きて、昼ご飯を食べて寝て...起きて雨戸をガラガラと閉め、応接間の戸をガラッと開けて「お母ちゃん、そこ、閉めてよ」と命令をする。 夕方、暗がり…

まず自分が

ばあちゃんが怒っていたときのこと「なんで怒る?笑ってみ」と言っても笑わない。久しぶりにメモを書く。お菓子の空き箱の紙に、サインペンで大きく。 「まず自分が笑う。相手も笑う。そしたら自分の得」字は読めるが意味は?返事は?ご不満のようでした。

認知症サポーター養成講座のつづき「認知症高齢者の介護を通して」

もう私は何を言ったか、あらかた忘れたし、うんうんとうなづく人、笑う人、びっくり眼の人...でも誰も録音してくれていないのだ。 2冊の「本」の間違い 「認知症を学び地域で支えよう」 たとえば「7.認知症の人と接するときの心がまえ」の中の「たまた…

原稿

まるちゃんから「原稿、書いて」と指令がきた。「何にのせるの?誰が読むの?どういう傾向?長さは?しめきりは?」「某機関紙。主に介護職が読む。『おむつはずし学会』に参加して、とその後のことで、未来につながる内容。全部で800〜1000字のうち…

ラップ

長年使っていたラップフィルムがおしまいになった。これは夫の友達の奥さんが、アメリカ在住の息子さんを訪ねて行って買ってきてくれたお土産だ。 ポリビニールフィルムと書いてあり、12インチ×3000フィートである。 1フィートは12インチと教えたよ…

荷造り

ステイから帰る。「よう怒るで、何、言うてやわからへん」と言いながら家に入り、部屋に帰る。ばんばん、音がする。見ると、たんすの服を出し、かばんに詰めている。帰る用意をしているらしい。もちろん、家は「上」なんだから。 畑に行く。歩きながら「おか…

師匠

学校の帰りに「コープ」のお店に買物に寄る。出口のベンチに、今日も「師匠」が腰かけておられる。かつて、九州から移り住み、空き区画で野菜を栽培しておられたころは、私の師匠であった。「なすの剪定」などを習った。ねぎの剪定も習った。今はもう、それ…

映画

今日は中学校に行った。社会の時間は「韓国」の勉強。映画を見た。「火山高」というアクション映画で、私にはわけわからん。こんな高校見たことないし、見るのもこわいような、う〜ん、不気味なのだ。やっぱり、ほわ〜んとしたのがいいなあ。また吉永小百合…

存在

朝、NHKの連続テレビ小説「ちりとてちん」を見ていた。主人公の一家が話している。 息子が言う「うちの女たちは、お姉ちゃんもおばあちゃんも突拍子もないことをするよ」お母さんが「おかあちゃんはおとなしいよ〜」息子は「お母ちゃんは、存在が突拍子も…

「介護者の実体験から 〜認知症高齢者の介護を通して〜」

私が話す時間がなくなったのだ。プリントには「4時まで」と書いてある。講師は延々と話している。司会者が参加者に許可をもらってくださったので、私も話す。だいたい、ばあちゃんの10年を10分で話せるわけがない。かなりの早口でばんばん進んだが、終…

平成19年度西宮市 認知症サポーター養成講座

ここでもテキストは「認知症サポーター100万人キャラバン 認知症サポーター養成講座標準教材 認知症を学び 地域で支えよう」と「地域のみなさんへ “認知症”でも大丈夫 正しく知ってみんなで支えよう」である。(11月18日を参照してください) 講師は“…

講演会に参加して  かずこさんから

こんにちわ。講演会二つ、行ってきました。 一つは、11月21日、北口公民館で「老いを生きるということ」と題して、京都北山通りで“ソウクリニック”を開設されている宋先生の講演です。「認知症老人から見た世界」とても期待していたのですが、資料を読むこと…

「働きざかりの脳がなぜボケる」築山 節(たかし)著 講談社 1997年

1.ちぎれていく脳 やる気が出ないとき エリート・サラリーマンの奇怪行動 働きすぎ症候群の結末 脳はなぜ休むのか 名部長は違う方向に歩いて行った 空の巣症候群 40歳の悩みの源 なぜ私は忘れる 2.自分の脳をしらべる 「頭のいい人」と「頭の悪い人」 …

「行動が問題になる子どもたち ドクトル川端の外来診察室」川端利彦著 障害者問題資料センターりぼん社 1998年

1.子どもと医療をめぐる諸問題 脳波とてんかんの問題を中心に 2.行動が問題になる子どもたち

墓参り

墓参りに行く 坂道なので文句文句の言いどおし 「まっとらなあかん」「迎えに来る」そこへ「墓参り」を注入するのは容易ではない 墓に着く まだ怒る しかたなくまた畑に行く 草を引く おかげで私は仕事ができたが ね

添い寝

今朝のこと、ばあちゃんが起きて「あ〜あ〜]言いながら廊下へ出てきた。私の目覚まし時計は、3時10分だ。困る。「寝なさい」と言って、ばあちゃんの部屋を開けると、真っ暗なのだ。天井ライトの「豆球」まで消していた。「夜は静かに寝てね」と言って、…